スタッフブログ
自利利他
所長・税理士 松岡茂:2008年8月11日
今月も浜松へ行ってきました
以前にもご紹介した原点の会です
原点の会は
TKCの創設者である飯塚毅先生の講演を記録した本
「会計人の原点」を読み解く会です
今回もすばらしい感動がありました
こんな文章でした
本当の自分の利益、自利とは利他をいう
これは今から1,200年位前
比叡山を開設した伝教大師がいったことばです
「自利とは利他をいう」とは
ああ、よくも喝破したものだと思います
伝教大師は、本当の自利とは、自分の利益ですが
それは利他をはかることだというのです
徹底して人様のためにと
割り切っていってこそ
利益が初めて返ってくる
たっぷりと返ってくる
私は、伝教大師から教わるところは大きいと思うのです
以上「会計人の原点」TKC出版P108より
TKCの研修では
「自利利他」は自利=利他と解釈し
他人の利益に尽くすこと自体が
自分の利益だと教わってきました
上の文章で「割り切っていってこそ」とあります
割り切っていなければ、返ってこない
割り切れば割り切るほど
他人の利益を自分の利益と思える
返ってくる=他人の利益を自分の利益と思えること
と私は解釈しました
他人に尽くしたことが
まわりまわって自分に返ってくる
という意味ではないような気がします
飯塚先生は経営者のみなさんに
心構えを言いたかったのだと思います
前回の、経営の目的は自利利他であり
経営とは、自利利他を実践する場所である
に加えて、経営の本質を学びました
お久し振りです。むずかしい言葉ですね。経営以外にも通用する言葉ですよね。私は某病院の調理師として働いていますが、新人が入ってくるとなぜか上司は私のところに連れてきて仕事を教えるように言います。年配の人は気に入らないみたいですが私だけのやり方で教えてます。新人にとって年配の教えはむずかしいらしく、私の教えは簡単らしいです。上司にあの人に教えてもらうと一番分かりやすくムダな動きがない!と新人は言われたそうです。人に安心される信頼されることは喜ばしいことでそういう風に見られてる!ことと何か通じるものがあるような気がします。意味違ってるかな?間違っているようでしたらごめんなさい!
うえのさんコメントありがとうございます
みなさんから信頼されてるんですねえ
その信頼は
うえのさんが
普段面倒くさがらずに
親切丁寧に新人の方に指導されたから
得られたのですね
うえのさんは
何もわからない新人の方に指導して
その方が育っていくことに
喜びを感じているのではないでしょうか
まさに自利利他じゃないですか
私もうえのさんに負けないよう
自利利他を実践していきます
「返ってくる」と考えなくなることが大事なのではないでしょうか
「返ってくる」「自分の利益」との思いがあるうちは自利利他をわかったとは言わない
私は34年前に飯塚会長(当時)に教わりました。
okano様コメントありがとうございます
おっしゃるとおりです
「返ってくる」かどうか考えてるうちは
「自利利他」ではないですよね
他人に尽くすことで目的が完結してるわけですから
そのあとを考える必要はないということですよね
ブログに書かせていただいたとおり
私もそのように解釈させていただきました