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スタッフブログ

どうなる消費税?①

選挙前だったせいか、最近、消費税引き上げは慎重に!
という声が政府からあがっているようですが、きっとあがります・・・

その際に、注意すべきことがいつくもありますが、
今日はその中でも工事等の請負契約について取り上げてみました。

最近どこの住宅メーカーや工務店さんが9月末までに契約すれば
消費税が上がっても5%でOKですよ~と声をあげ、
駆け込み需要で賑わっているようですが、10月以降に契約しても
5%でOKなケースも実はあります。

消費税8%への切替日(H26年4月1日)までに引渡しが済んでいれば
10月以降の契約でも5%でOKです。

ただし、ここにトラブルになりそうな問題が潜んでいます。
仮に住宅の新築工事を11月に契約したとします。工事完了予定は3月です。
予定とおり3月に引渡しができればいいのですが、
もし、何らかの原因で工事が遅れ、引渡しが4月になってしまったら・・・
消費税は何と8%になります。

一体この消費税の差額の3%は誰が負担するのでしょうか?
業者側?購入者側?非常に難しい問題だと思います。
工事の遅れた原因が業者にあるのなら、当然業者が負担すべきだと思います。
しかし、遅れた原因が天気等の予期できない自然現象であったり、
購入者の無理な要望が原因だった場合はどうでしょうか?
それも業者に負担させてはかわいそうな気がします。

そうしたトラブルが発生しないよう10月以降の工事等の請負契約には
もし消費税が引き上げられた場合に、負担をどうするか前もって
契約書に記載しておいた方がいいと思います。ご注意下さい!

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          娘は日々成長!日本の経済は・・・?

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